2021年02月04日

2月の言葉!「紀元節」

日本で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されたのは昨年2020年1月15日でした。
1月6日に中国の武漢から帰国した神奈川県の30代の男性でした。その時の厚生労働省の国民へのメッセージは、「現時点では(中略)持続的なヒトからヒトへの感染は明らかな証拠はありません。風邪やインフルエンザが多い時期でもあることを踏まえて咳エチケットや手洗い等通常の感染対策を行うことが重要です。」と、いたってのんびり構えていました。まさかこのような拡がりになるとは予想だにしなかったことでしょう。クライシスマネジメントとは 最悪の事態を想定して行わなければならないということを痛感させられる事案です。

先日わが社も確定申告期のコロナ対策を発表しました。1年で一番の繁盛期。感染者を出さないことも大切ですが、濃厚接触者を出さないことのほうがもっと大切です。感染者が1人であればその社員だけが休めばいいのですが、その社員の濃厚接触者が5人10人いたらその社員も2週間自宅待機となります。そのようなことになると確定申告はお手上げです。

濃厚接触者を出さないことに万全の対策をとることが確認されました。
濃厚接触者とは、感染した人と症状が出る2日前から隔離される日までに
1. 同居あるいは長時間の接触(会合、社内、航空機など)があった人
2. 1m 以内の距離で必要な感染予防(マスク等)なしで15分以上接触のあった人 

というのが保健所の要件です。

そのため業務中においては、自分も他の社員も無症状の感染者であるという前提で行動してゆくことを基本方針としました。

そのうえで
1. マスクなしの会話は厳禁
2. 昼食等の会食時は会話禁止、一緒に食事行く場合も食事中は会話禁止
3. 同じ車での移動禁止
4. お客様へのお茶出しの停止
5. 朝礼での大声での発声中止
6. 全員での会議研修は中止、15人以下30分以内とする
等、3月15日までの緊急措置が取られています。感染者を出さないことは不可能かもしれませんが、濃厚接触者を出さないことは可能です。
 


一方、諸外国に比べ日本のコロナ感染者、特に死亡者数は極めて低い状況にあります。もちろん日本の医療水準の高さもありますが。

京大の山中教授などは、ファクターXなるものが日本人にはあるのではと研究しているようですが、やはり日本人の特殊性も影響していると思います。

華道茶道に表れている美しさへのこだわり、清潔を旨とする生活習慣、玄関で靴を脱ぎ、キスやハグの代わりにお辞儀をし、フォークナイフではなく箸を使い、発酵食品をよく食べ、BCGワクチンを接種し、肉より魚の中心の食生活をとるなど様々な要因があるような氣がします。

私はそんな要因に加え今一つ日本の歴史にもあるのではないかと思います。日本の歴史は疫病との闘いの歴史です。
日本は古来より疫病に苦しめられた歴史を持ちます。
日本書紀にも実質的な大和朝廷の初代天皇といわれる第10代崇神天皇の御世に国民の半分が死ぬという疫病が流行り、これが伊勢神宮などの起源になったといわれているほどです。
その後聖武天皇の時代には天然痘が、そしてこれを契機に全国に国分寺、国分尼寺が建立されました。その後も赤痢、インフルエンザ、はしか 風疹、コレラ、腸チフス等々まさに疫病の歴史です。
そして、多発するこれら疫病に耐えて耐えて生き抜いて、生き残ってきた先祖からの命で今の私たちはいます。幾多の疫病に打ち勝った私たちの祖先は喘ぎ苦しみながら命のバトンを私たちにつないでくれました。

私たち日本人がコロナに負けるはずがあろうはずがありません。今年皇紀2681年、この年月は疫病と戦い勝ち進んできた歴史ですし、その証しが私たちです。私たちには疫病を克服してきた日本人の血が流れています。2月11日、紀元節です。
もう一度祖先に感謝し、日本国民であることに誇りを感じ、日本国の弥栄を祈り、コロナに打ち勝つ決意を固めましょう。

素晴らしい血を次の時代につなげていけるように。



代表社員 前原 幸夫
posted by 前原幸夫 at 14:50| 今月の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする