2019年03月01日

3月の言葉!「開国元年」

 平成最後の年も早2ケ月が過ぎようとしています。

 激動の年とか激変の年とかよく耳にしますが、経済を全体的に見れば今年ラグビーのワールドカップ 来年は東京オリンピックが終わったら?と思っていたところ、2025年大阪万博とビッグイベントが目白押しです。とりあえず2025年までは景氣はもつのかと氣分的に安堵しているところです。
 それに異常氣象、又それによる災害に対する投資も増えることでしょう。最近の夏場の高温に対し、小中校ではエアコン工事が始まるようです。又、水害に対する備えもどんどんと投資してゆくことでしょう。「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズは「コンクリートも人も」というものに変わり、国土強靭化の名のもとに公共投資は好調に推移してゆくことでしょう。

 問題は人です。
人も4月から外国人労働者の受け入れが始まります。今までの外国人実習生とは全く違う制度が導入されるようです。女性や高齢者の戦力化とともに外国人に頼るウェートが大きくなってゆくことでしょう。

 しかし、これは良いことばかりではありません。いやむしろ悪い面が多いのかもしれません。詳細は未だ全て決定していないのですが、外国人労働者が増えれば、犯罪も増えてくるでしょう。外国人労働者にとっては月額20万とか25万という給与は、自国での稼ぎの10倍以上にもなるようですが、彼らを雇用する日本企業にとっては良く働く労働力が安く手に入ることになます。そうすれば日本人の給料も上らなくなり、下る可能性もあります。
 
 又、日本人へ支払う給与は日本国内で消費に廻り、それがまた生産されるという好循環を生んでゆきますが、外国人の給料はほとんど日本国内で消費されず、母国へ(親元や家族の元に)送られます。給料がGDPの60%を占める個人消費に廻らなくなり、経済の再生産機能が果たされなくなるかもしれません。とにかく4月からの外国人労働者の雇い方については注目しなければなりません。

 日本人の労働力が減少してゆく中、日本人の消費が伸び悩む中、外国人の労働力、インバウンドによる消費というものに期待してゆかなければならないのが今の日本の悲しい現実です。
 
 ここで大切なことは日本人労働力の質の向上です。
人手、人財は外国人や非正規社員やパート、機械化、AI化によって補っていけますが、それを束ね指揮監督する人財、組織のモチベーションを上げ将来を見据え、手を打ってゆける人財、マネージメント力のある人財が日本人正社員の仕事になってゆきます。この人財を育てられない企業、この人財に育たない社員は退場せざるを得なくなります。ますます人財能力による企業格差がついてゆく時代になります。

 社員の質を上げてゆかなければなりません。他社に比べ自社の強味を理解し、それを更に磨いていこうという強い意志と時代の流れをしっかり把握し、それに対応できる柔軟さとコツコツ足元の基本事項を成し遂げる向上力が必要になります。まさに鳥の目、魚の目、虫の目を兼ね備えた人財が必要となります。

質を上げるには量を上げることです。
「質は量から生まれる」です。

基本的な仕事の量、少し高度な仕事の量、読書の量、対外的な活動の量、出会う人の量、学ぶ時間の量、己を磨く量・・・
全ての量を上げることです。
様々な学びの機会を増やすことです。

人は出会いによって変わる、
いや人は出会いによってしか変わりません。
人との出会いによってしか成長しないんです。






代表社員 前原 幸夫
posted by 前原幸夫 at 00:00| 今月の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする